カナダで開かれている、G7サミットでもイスラエルとイランの軍事衝突をめぐり、緊張緩和を求める共同声明を発表した。トランプ大統領は突如、中東情勢を受けて帰国することが明らかにした。これに対し、議長国カナダのカーニー首相は「トランプ大統領の出席に感謝する、事情は理解している」とした。その一方で、突然の帰国は各国に影響を与えている。ウクライナのゼレンスキー大統領は、停戦の実現にむけてトランプ大統領と会談しロシアに対する追加制裁やアメリカの兵器購入について協議する意向だったが、思惑が外れたかたちとなった。また、就任したばかりの韓国のイ・ジェミョン大統領は、日本時間のあすトランプ大統領との会談を予定していた。イ大統領は、関税交渉で”トランプ大統領と話しをし最善を尽くす”として、首脳どうしの関係構築に意欲を示していたが、韓国メディアは「不発に終わった」ト』伝えている。そして、日本時間の午後6時過ぎにワシントン近郊に到着したトランプ大統領。これを前に、イスラエルとイランの攻撃の応酬が続いている状況について「停戦よりいいものを求めている、停戦ではなく完全な終結だ」と話した。