がんの治療中であることを公表している英国王室のウィリアム皇太子の妻・キャサリン妃は14日に公表した声明の中で、治療は継続中であと数か月は続くとしながらも15日、チャールズ国王の誕生日を祝う王室の伝統行事に出席することを公表した。がんと診断されて以来、初めての公の場となる。キャサリン妃は「まだ森の中から抜け出していない」と述べ、自身の体調について「順調だが、化学療法によって体調が良い日もあれば悪い日もある」と説明している。キャサリン妃はまた、闘病中に寄せられた国民からの応援メッセージに「ウィリアムと私につらい時期を乗り越えさせてくれました」と感謝の意を示した。