きょうも全国的に汗ばむ陽気となる一方、週末からは寒の戻りに注意が必要。鹿児島・屋久島町ではきょう未明に観測史上最大となる1時間118ミリの猛烈な雨が降り、一部で停電が発生し3棟に床上床下浸水の被害が出た。きのうの東京都心は3月で3回目となる夏日に。きのう夏日となったのは全国916地点のうち203地点。143地点で3月として観測史上最高の気温になった。宮崎県と大分県の4地点では気温が30℃に達し真夏日を観測。東北の太平洋側では暴風が吹き、宮城県の4地点で観測史上最大の最大瞬間風速が出た。福島・大玉村では風に煽られたとみられるトラックが横転、白河市では暴風により住宅の屋根が剥がれるなど被害が相次いだ。東北新幹線は暴風の影響で東京駅−盛岡駅間が一時運転を見合わせ、仙台空港では最大瞬間風速34m/sを観測し、15便が欠航となった。きょうは大阪、水戸、銚子で桜の開花が発表された。関西大学の研究によると、花見の経済効果は花見を楽しむ訪日外国人が増えているなどことから、過去最高の1.4兆円が見込まれている。花見についてウェザーニューズの調査によると「行かない/決めかねている」が6割以上。花粉症の症状を懸念する声が目立っているという。お花見の予算はこの5年間で右肩上がり。