2018年に史上初の米朝首脳会談を行ったトランプ氏と金正恩氏。会談は翌年も行われた。しかし2019年6月に行った3回目を最後に途絶えていた。それから7年、ウォール・ストリート・ジャーナルは、トランプ大統領は金正恩総書記との首脳会談を秋にも実現させるよう側近らに働きかけていると報じた。また11月に中国で予定されているAPEC首脳会議の前後で会談の実現を模索しているとも報じている。トランプ大統領は17日、対話の呼びかけに金総書記から返答があったと述べている。少なくとも6月時点で韓国のアメリカ大使館にはトランプ氏の米朝首脳会談を担当したスタッフが常駐し会談に備えていた。明海大学の小谷哲男教授は、トランプ氏がこのタイミングで首脳会談を望む理由について、イラン情勢の行き詰まりがあると指摘。オバマ・バイデン政権下で北朝鮮の核ミサイル能力が高まってしまったとして、会談を通じてアメリカに対する脅威を取り除くことをアピールしたい思惑があると分析している。慶応大学の磯崎敦仁教授は「可能性としてはある。トランプ大統領側がどれくらい北朝鮮に一方的な大幅譲歩をするか。北朝鮮はロシアと軍事同盟を結ぶなど地位を上げて以前とは立場が違う。核保有国としての立場をアメリカが認めるなら再び交渉にでても良い」としていると解説した。
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