お盆休みの最終日。東京・蔵前にある花火問屋にはカゴいっぱいの花火を買う人たちが。約400種類の花火からお目当ての物を探す。今夏4年ぶりに開催された花火大会も多く賑やかな日本の夏が戻ってきた。しかし、花火の価格が30%~40%上がっているという。花火職人は「原材料・資材の値上がりがもろにきている。原材料というと火薬を作る原材料。一般的によく出る3号玉が前年比120%」と明かす。日本煙火協会によると、4~5年前から原材料のコストが上昇。更にロシアのウクライナ侵攻なども重なりコロナが落ち着いた今年は一気に高騰したという。花火問屋や職人たちは決まった予算の中で工夫を凝らすも限界がある。花火職人は「早く世界の情勢が落ち着いてもらいたい。それによって色々なものの価格が少しは安定するのでは」と話した。