ウクライナ制作のアニメ映画が日本で初めて全国の映画館で上映されている。粉川なつみさんは、社内でウクライナのアニメ映画公開を提案したがなかなか手を出せず待っている時間はないと退職届を提出し、映画の配給会社を設立した。全財産を投じ上映したいという熱意を伝え、配給権の獲得に成功したという。吹替版を作るには膨大な金額が必要で、クラウドファンディングを実施した。別所哲也さんのラジオ番組で映画が紹介され、最終的には約950万円が集まった。ウクライナのためになにかしたいという粉川さんの思いに賛同したKADOKAWAなどの協力もあり、全国での上映が始まった。