東京・杉並区の西荻窪駅南口から徒歩すぐのところにある「笠置そば」(1994年創業)。76歳の夫婦二人三脚で30年守り続ける店。特徴は出汁を効かせた関西風のそばつゆで、立ち食いでは珍しい生そばを使用。天ぷらは約20種類。旬の山菜てんぷらが人気。食材の多くは東久留米卸売市場で買い出し。夫婦は46歳の時に知人の勧めで立ち食いそばを開いた。1日は午前7時から始まる。夫の国男さんがそばつゆを仕込み、和代さんは天ぷら作り。野菜は妻の友人からも送られてくる。店は7時半からオープン。セットメニューも人気で、「照焼セット」は、甘辛く味付けした照焼に黒コショウが効いている。