クレムリンでプーチン大統領と面会した安倍昭恵さんは、プーチン大統領がかつて日ロ首脳会談で安倍元総理大臣の地元の山口県を訪問したことに言及したうえで「ロシアは大切な隣国であり、文化的交流はこれからも続けてもらいたい」と述べた。一方、プーチン大統領は「安倍元総理大臣がロシアと日本の協力関係の発展に果たした貢献を忘れることはない」と述べた。そして「彼の夢は、両国間の平和条約の締結であり、彼はこれに真剣に取り組んだ。われわれはともに着実に進展を遂げた」と述べた。昭恵さんは2024年12月、アメリカ大統領に就任する直前のトランプ氏とも面会していて、その後、行った講演のなかで各国との橋渡し役を担っていきたいという考えを示していた。