中央アジア5カ国との首脳会合。高市首相にとっても自らが初めて主催する首脳会議。中央アジアは北にロシア、東に中国があり、中露の影響が強い地域。中露の覇権主義的な動きを睨んで、首脳会議で法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序の意地について共同宣言で確認することが重要になる。中露はこの地域についてアメリカの影響力排除で一致しているが、トランプ大統領は楔を打ち、新たなレアアースの供給基地として重視している。日本は2004年から中央アジアの自立の道への伴走者として取り組みを進めてきた。今回の会合でも通商路、グリーンエネルギーなどで協力を深める考えだが、したたかな各国首脳と本音ベースで信頼関係を築けるか、高市首相の手腕の見せ所である。
