2024年8月、三木選手は実家のある静岡に帰省していた。スノーボード選手だった父・浩二さんの影響で競技を始めた三木選手は、9歳の頃から滑りの感覚などをノートに書き留めてきた。北京五輪では予選で全体3位に入ったが、決勝トーナメントでは相手選手に先に行かれたことで焦りバランスを崩した。三木選手は大学でスポーツ心理学のゼミを受講し、どうすれば相手を気にせず力を発揮できるかを学んでいる。三木選手は、パラレル大回転で五輪二連覇しスキーアルペンでも金メダルを獲得したレデツカ選手に一度も買ったことがなかった。