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「エゾオオマルハナバチ」 のテレビ露出情報

北海道東部、屈斜路湖は火山活動によって窪んだ地形カルデラの一部に水が溜まってできた湖。硫黄山は現在も活動を続けている活火山。火山がもたらす酸性の土壌が広がり多くの植物は育つことができない。イソツツジは強い酸性の土壌に耐えられ見事に生育し花を咲かせている。しかし虫たちが恩恵に預かれるのも花が咲いているわずか半月ほどのこと。
硫黄山の周辺には山を取り囲むようにおよそ8km四方もの広大な森が広がっている。水場がほとんどなく、森の地面は火山活動で生じた水はけの良い軽石や隙間の多い岩などに覆われている。雨や雪が降っても地表に水が溜まることがほとんどない。キンムトーは森の貴重な水場。エゾシカや野鳥などが見られる。枯れ木は穴だらけで、穴を掘りやすいため鳥が巣を作るのにも適している。クマゲラは日本最大のキツツキという。
オオコノハズクは夜行性で暗闇の中で水浴びをし、深夜にキタキツネもやってきた。夜の水辺で食べ物を探す。生き物たちは火山が生んだ森で特別な沼を頼りに命を繋いでいる。クマゲラは雛に巣立ちを促しているよう。沼のほとりには鳥たちが集まっていた。

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