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「エムデータ」 のテレビ露出情報

テレビにおける選挙報道はどう変化していったのか。2005年のいわゆる郵政解散選挙。劇場型政治を行い、メディア戦略にたけていた小泉純一郎元総理大臣。郵政民営化法の採決の日には4時間もの特番が生放送された。公示日の夜に放送された「NEWS23」の映像。番組では選挙に行こうと呼びかけ小泉氏が国会を破壊するアニメーションから始まる。小泉氏の人気ぶりが取り上げられ、「コイズミ的?それとも非コイズミ的?」と題された街頭インタビューを行うシリーズ企画が連日放送された。公示日翌日のNHKと民放5社のテレビの選挙報道を記録分析したデータ会社によると、2005年、郵政解散選挙のときは各局合わせて9時間16分7秒放送された。メディアコンサルタント・境治氏は、選挙報道の変化を「小泉さんのときなんか盛り上がりすぎだったかもしれないが、別に選挙を盛り上げることは悪いことじゃない」と指摘する。消えた年金問題に格差の拡大、次々に代わる総理。支持率は1割台にまで下落。テレビの選挙報道時間(公示日翌日、関東キー局(NHK、民放5局)の総計、エムデータ調べ)は、民主党へ政権が代わった2009年の選挙での放送時間は5時間36分12秒。その後、自民党が政権を取り返した2012年の選挙では、4時間58分29秒。今回は4時間31分59秒。20年で半分にまで減少。

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