ペンシルベニア州の開票所では郵便投票の開票作業が進められている。ペンシルベニアは7つの激戦州のなかでも最も多い19人の選挙人を抱えていて、どちらの陣営にとっても絶対に落とせない州。日本時間午前11時半ごろのAP通信の開票速報ではハリス氏の得票率は55.5%、トランプ氏は43.5%だった。大きな差がついているように見えるが、現時点で開票されているのは期日前投票が中心。期日前投票は民主党支持者のほうが積極的に利用する傾向があり、開票が進むに連れて両候補の差は詰まってくるものと見られる。ペンシルベニア州は前回の大統領選では郵便投票の開票に時間がかかり、勝者が判明したのは4日後だった。この開票所では票の入った封筒を自動で開票する新たな機械を導入するなどして今夜中にも開票を終わらせる方針だが、州全体として結果が判明するには今回も数日かかるのではと見られている。