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「エル・パルマール遺跡」 のテレビ露出情報

マヤ文字とは碑や土器などに記された絵のようにも見える複雑な形をした文字。4万~5万あると考えられているが解読されているのは全体の7割ほど。二世紀~九世紀にかけて栄えたエル・パルマール。遺跡からはマヤ文字が刻まれた石碑が数多く見つかっている。近年は文字の解読が進み、マヤ文明の実像が明らかになってきた。カリフォルニア大学の塚本さんはマヤ文字を解読するエキスパート。石灰岩で造られた巨大な石碑。刻まれたマヤ文字は長い年月を経て浸食が進み解読困難。マヤ文字を解読するために研究者たちは真夜中に懐中電灯で陰影をつけて解読していた。これを改善するために現在は3次元測量というものを導入。3次元測量はパーツごとに撮影した写真を合成し3Dモデルを作り出す最新技術。パソコン上で3Dモデルの石碑に陰影をつけ文字を浮かび上がらせる。この技術によって文字の解読が飛躍的に進んだ。これまでは王を中心とした研究だったが王に仕えた人々も研究されるようになった。マヤの社会は王の絶対的権力によって支配されていたと考えられてきた。実は様々な人々が役割を分担して国家を運営していたことが分かってきた。いくつもの都市国家で構成されていたマヤ。それらを1つの文明として結びつけたのは文字。文字によって都市国家の間で情報が共有され社会により複雑なものへと進化していったのだ。

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