近年発見された黄金人間がカザフスタンの国立博物館に展示されている。彼らはサカ族という3000年前にカザフスタンにいた騎馬民族で、黒海からシベリアまでのユーラシアの草原を支配していたそう。敵対国の記録から長年残酷で野蛮な民族と伝えられてきたが、近年実在した女王トミュリスの映画が作られ大ヒットとなった。サカ族の解明に生涯を捧げているという考古学者は55年にわたりサカ族の遺跡の発掘調査を行っていて、5年前には大規模な未盗掘の黄金人間の古墳を発見したそう。現在はどのように金属を加工したか解明しようとしていて、2年前には炉も発見しているとのこと。