住宅や店舗の電気工事を行うことが可能な第二種電気工事士の資格を9歳で取得した男の子に密着した。熊本市の小学4年生・後藤湊音、9歳。今年2月に国家資格を取得した。電気工事士は専門の知識と技術を持ち、安全に電気を使用できる環境を整えるのが仕事。湊音が取得したのは住宅や店舗などで使用される比較的電圧の低い電気工事ができる第二種の資格。それを小学3年生で取得。現場で働く電気工事士たちも驚きを隠せない。人手不足が課題の業界にとって、湊音の存在は「希望の光」。ピアノも独学。電気工事士の資格に興味を持ったのは、父・黎射の影響。 黎射は去年7月に試験に合格した。第二種電気工事士の試験では電気に関する法律や配線図の読み取りに加え、高校レベルの物理や数学の知識も問われる。黎射は高校教諭で専門は数学。40回分の過去問を複数回解き、間違えた問題は写真に残して復讐。筋力もトレーニングを重ねて身につけた。この日は4歳の妹・璃音のためにコンセントを増設。中学1年生の兄・漣音も第二種電気工事士の資格取得を目指し練習中。湊音の将来の夢は「電気に関わる仕事に就きたいと思っていますが、まだ決まっていません」という。
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