今シーズンのホームランをたっぷり紹介する。今シーズン第1号は開幕3試合目。トラウト選手がホームランを放った直後だった。トラウト選手・大谷選手の2人のホームラン通称「トラウタニ弾」で第1号を飾る。第3号を放った後に注目されたのはパフォーマンス。日本古来の兜をかぶって喜びを表現。以来このパフォーマンスが定着する。すごいのはホームラン数だけではない。第7号では打球の滞空時間が過去最長の6.98秒。驚きの高さまで上がるパワーを見せつけた。さらに大谷選手のホームランを伝える実況もヒートアップ。実況も「ショータイム」を盛り上げる。特に6月の活躍は凄まじく、ホームランは1か月の27試合で15本。3度目の月間MVPに選ばれた。30号はメジャー最長飛距離となる150メートル弾を放つ。さらに1日に2試合を行うダブルヘッダーとなった日、最初の試合でピッチャーとして完封勝利、続く2試合目では2打席連続ホームラン。その翌日も第1打席でHRを放ち、3打席連続アーチを記録する。シーズン終盤、肘の違和感でピッチャーとしてマウンドを降りた大谷選手だったが、その後もバッターとして鋭い打球をスタンドに突き刺すホームランを放ち、打球速度の記録を更新した。このホームランが44本目。大谷選手はそのままリーグトップを守り、シーズンを終えた。