TVでた蔵トップ>> キーワード

「オオヤマフスマ」 のテレビ露出情報

岩手県・岩泉町の農家を取材した。春にはふもとの酪農家の牛たちが、標高1000メートル以上の山の頂上付近に運ばれて放牧される。ふもとの集落には牛が自由に歩ける平地やえさとなる草がなく、山頂に牛を運んでの放牧が100年以上前から続いているという。牛は低木の葉や新芽も食べ、薮の発生を防ぐ下草刈りの役目を果たしている。牛が草を食べ尽くした平地には、初夏になるとハクサンチドリやオオヤマフスマなどの高山植物が育つ。花々に昆虫が集まり、小鳥のモズやカケスがえさの虫を求めて飛び回る。
秋になると牛は山から下ろされ、ふもとの集落に戻る。山の斜面では草刈りが行われるが、草は枯らさずに干しておき牛たちの食料となる。干し草はススキの枝にくくりつけ、干し草となると丸めたまま斜面を転がしてふもとの集落まで運ばれる。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年1月26日放送 4:00 - 4:10 NHK総合
ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅人といのちの絶景物語 森と林
日本各地の里山ではクヌギやコナラなどの木を燃料として使ったり、椎茸栽培に用いるなど暮らしに生かしてきた。また、牛が放牧される森では牛が木々の芽、若葉を食すので日光が地表近くまで差込み、背丈の低い植物でも花を咲かせる。北山杉の産地では切り落とした枝葉を放置していて、腐葉土となって木に栄養を与えたり、土が乾燥するのを防いでくれる。また、腐葉土は水を蓄え、土砂が流[…続きを読む]

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.