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「オカヤドカリ」 のテレビ露出情報

沖縄・西表島は年間の降水量は2000ミリを超える高温・多湿の亜熱帯海洋性気候に属し、日本最大のマングローブ林が広がる。ミナミコメツキガニは泥に含む有機物を食す。ミナミコメツキガニを巡ってミナミトビハゼが争った。マングローブは体の塩分を古い葉っぱに溜めて落とす。キバウミニナこの葉をとりわけ好物としマングローブの掃除屋として知られる。リュウキュウアカショウビンはヤドカリの殻を砕いて食す。染色家・石垣昭子さんははマングローブを始めとする島の素材を使って糸を紡ぎ布を織り、草木を使って布を織る。
亜熱帯の森には2メートル以上になる葉を広げるヒカゲヘゴ、サキシマスオウノキが自生する。多様な環境が育む生き物ら。西表島は2021年、世界自然遺産に登録された。ヤエヤマオオコウモリがデイゴの花をたぐり寄せる花の蜜を舐め取る。特別天然記念物に指定されているカンムリワシは歩いて狩りを行うことが多く、西表の豊かな自然が支えている。潮が引いたマングローブ林に、ミナミトビハゼが求愛のため巣を作り始めた。メスは産卵すると巣を去りその後オス1匹で卵を守り続ける。
マングローブには山から出る土砂をせき止め、澄んだ水を海へと流す。西表には360種を超えるサンゴが自生する。海のクリーニング屋”ホンソメワケベラ”がナンヨウマンタを啄いて寄生虫を食べる。イトバショウからは極上の糸が取れる。ヒナのために餌を探すカンムリワシはカラスからヒナを守った。
西表に梅雨の時期がやって来た。カンムリワシは雨から子を避けるように抱く。アカショウビンはヒナのために獲物が豊富な水場で餌を運ぶ。アカショウビンは巣の中を清潔に保つため巣の中にヤモリを放つと考えられている。石垣昭子さんはイトバショウから紡いだ糸を使って布を織る。乾燥に弱いイトバショウは湿度の高い梅雨時期しか織ることができない。温暖な気候の西表で米作りは年2回行なわれ、見通しの良い田んぼはカンムリワシにとって絶好の狩り場となる。サガリバナは夜明けとともに散り始め1夜限りの花とされている。カニにとっては季節のごちそうだが巣穴に落とされたトビハゼには迷惑そうだった。
石垣昭子さんは海水と真水が混ざるマングローブの海に布を晒すと色が定着しツヤが生まれる海晒しを行う。石垣昭子さんは人間では作り得ないものが自然、共生、互いに循環しないと大事な部分は保全していかないとダメになるなどと話した。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年5月5日放送 19:30 - 20:00 NHK総合
ダーウィンが来た!(オープニング)
オープニング映像。

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