キャリアハイの大きさを狙う生瀬勝久のチヌ釣りの後半戦。この時間になり潮の流れが変わり、仕掛けが浮き上がりそうになるが、チヌは海底で餌を食べる習性があるため、糸を送り続けることが大切だという。竿を横に動かしながら沈めていくことが大切だとアドバイスしてくれる正木さん。ここで魚の反応が芳しくないということで、餌のオキアミの刺し方にもひと工夫。釣り始めて4時間半、久しぶりのアタリで27センチのチヌを釣り上げる。ここでやや潮の流れが早くなる。ウチノ海ではこのタイミングの方が大きな魚がかかるという。釣り始めてから7時間、天候も悪化してきたことから正木さんから「あとひと流し」という声が掛かる。このあたりでヒットしたのは30センチのチヌだった。丘に上がった生瀬は正木さんの教えを受けて「レベルアップ、新しい発見があった」と語った。ウチノ海でのチヌ釣りは4月から10月いっぱいまで楽しめる。