けさ公開された皇后・雅子さまの姿。きょう61歳の誕生日を迎えられた。映像には先月101歳で亡くなった三笠宮妃百合子さまのゆかりの品々が。陛下と共にお読みになっているのは三笠宮様と百合子さまの俳句集。雅子さまは百合子さまを偲ばれていた。宮内庁を通じ寄せた文書の冒頭に記されたのは元日の能登半島地震について「高齢化や人口減少、過疎化の進む半島地域であるという地理的、社会的状況の中発生した大きな地震により被災された方々が冬の厳しい寒さの中でどれほど多くの困難とご苦労を抱えながら避難生活を送られていたかl想像するに余りあるものでした。心からのお見舞いをお伝えしたいと思います」との感想、また人々の生活を思うお気持ちもつづられた。地方公務では4つの県を訪問し多くの人たちと交流され、先月、絵画コンクールで入賞した小学生・吉野陽菜さんとお話をされた雅子さま。地方公務に今年初めておひとりで望まれた長女・愛子さまの成長ぶりについて、雅子さまは、「娘の愛子は、3月に学習院大学を卒業し、4月から日本赤十字社の嘱託職員として勤務を始めました、社会人としてさまざまな経験を積みながら、皇族としての務めを果たすべく、努めていってほしいと願っています」とコメント。また、今年は、英国王室との交流も。滞在最終日、チャールズ国王とカミラ王妃は雅子さまと別れを惜しむようにチークキス。その後、向かわれたのは、天皇陛下もかつて留学されていたオックスフォード大学へ。外務省勤務時代にベリオール・カレッジに留学されていた雅子さま。フジテレビ皇室担当編集委員・橋本寿史は、来年は両陛下にとって国際親善の年になるという。まずは、来年3月に予定されているブラジルの大統領の来日。愛子さまの初めての海外ご公務の可能性もあるという。
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