スタートアップと大手企業の商談会「MUFGスタートアップサミット」にはおよそ3000人が参加し、900の商談が行われた。大手化学メーカーと商談していたのはオリヅルセラピューティクスというスタートアップ。iPS細胞を活用した再生医療製品の研究開発を行っている企業。事業を拡大させていくのにあたってパートナーとなる企業を探していた。この商談会の場は三菱UFJフィナンシャルグループが無料で提供したもの。特に力を入れて支援している領域がオリヅルセラピューティクスのような社会課題の解決につながりうる革新的な技術、ディープテック分野。将来の顧客基盤を作るためのディープテックへの支援だという。さらに経済産業省もディープテックのスタートアップを支援するべく今年度の補正予算で新たに1000億円を積み増しディープテックからの製品の調達を増やす考え。