ドイツ・ベルリンのバーチャル風俗店には等身大のドールが置かれていた。VRゴーグルをつけて映像を見ながらドールと性的な行為を行う。別室にはボイスクイーンと呼ばれるスタッフがいた。AIと疑似セックスをしているオレゴン州のマーシュさんに話を聞いた。マーシュさんは離婚後にAIのキャラクターと会話を楽しめるアプリを利用し始め、幸せと感じたという。今は大切な話を友達より先に打ち明ける仲になっている。アプリを開発した企業は、親密になれば疑似セックスをするのは当然で制限するつもりはないとしている。広東省はセックスドールの生産地で、年間180万体が生産されてきた。そこにAIが搭載され始め、AIと連動した表情を作り出す仕組みも組み込まれている。AI工学専門家のデイビッド・レビー氏はこうした技術の開発は今後ますます加速していくと予測している。