9月、不思議なイルカの噂を聞いて取材班はオーストラリアのローバック湾にやって来た。案内してくれたのはホエールウォッチングの船長、キャメロン・バーチさん。すぐにオーストラリアカワゴンドウを発見。カワゴンドウと呼ばれるのは近い種類がアジア各地の河口付近に住んでいるため。オーストラリア北部の海でも見つかり2005年に新種として登録された。オーストラリアカワゴンドウは5~6頭が群を作る。オーストラリアカワゴンドウは頭の角度を自在に変えられることができる。群れが、ばらけオーストラリアカワゴンドウは突然水鉄砲をした。水鉄砲の距離は5m。クチバシのない丸い頭のイルカならみんな水鉄砲する能力をもっている。オーストラリアカワゴンドウはこの水鉄砲を使い小魚を捕まえている。オーストラリアカワゴンドウは泳ぐのが遅いので魚の群について行くのは大変なので1匹ずつ狙っている。さらにおでこから超音波を出しその跳ね返りで獲物の位置を探るソナーをつかっている。近くに仲間がいると混線してしまうので単独で狩りをしている。ソナーでベイトボールからはぐれた小魚を探して1匹に全集中している。小魚はオーストラリアカワゴンドウにとっておやつ。普段は、海底にいる泳ぎの遅い魚や泥の中にいるエビやカニなどを食べている。