中国の習近平国家主席がオーストラリアの北に位置する東ティモールのグスマン首相と会談し、両国の関係を包括的戦略パートナーシップ関係を格上げすることで一致。関係を強化するという。ABCは東ティモールが、オーストラリア企業と交渉中のティモール海の天然ガス開発などでも、今後中国寄りの立場になると伝えている。中国は近代化に向け、今後も東ティモールと共に歩むと習近平主席がいう。共同声明では、東ティモールが台湾の独立反対に同意することなどが盛り込まれている。グスマン首相は、中国はわれわれを支えてくれたという。東ティモールの大統領は中国とオーストラリアの関係は安定に向かっているという。オーストラリア政府は、大麦への関税撤廃という結果を受け、ワインでも同じプロセスを堅持するという。