木戸俊介さんは身体に障害があっても海を満喫できる未来を目指している。神戸市須磨区の海岸で車いす利用者が海水浴をする機会を作ってきた。砂浜に車輪が沈まない特殊なマットを敷いて車いすのまま海に近づける。9年前に、交通事故で下半身の感覚を失った。リハビリで訪れたオーストラリアではじめてマットを使い海を満喫できた。これまでに全国50ヶ所以上の海岸でマットを広げてきた。