カイタックファミリーの東京支社を取材。長年問題になっている衣類の大量廃棄問題。一因となっているのがリサイクルの難しさで、金属のファスナーなど様々な素材が混合している衣服は分離しづらく、再資源化が難しいケースが多い。しかしこの会社では特殊な技術を使いそれぞれの素材に分解することが可能で、会社で製品化までのプロセルを行っているためコストを抑えることができる。この取り組みは「ムダゼロプロジェクト」と名付けられ、現在全国約400店舗に緑の回収BOXが設置されている。環境に大きな負担をかけるデニムの製造についても最新の設備により使用済みの水を100％再利用するなど負担をかけない仕組みになっている。デニムの脱色には空気にあるオゾンを使用。これにより1本のデニムに100リットル使っていた水を2～10リットルに減らすことが出来ている。