カエカ・千葉佳織代表を訪ねた。2019年に話し方トレーニングを提供するカエカを立ち上げた。経済誌「Forbes」でも「次世代を担う新星たち」に選ばれるなど今、注目の起業家。最大の特徴がAIを使った診断テスト。6つのお題に対しショートスピーチを即興で考え発表。AIが声の高さや話す速さ、間の取り方など受講者の強みや弱みを分析してくれる。AIだけでなく人の手によって話の構成力や言いたいことをわかりやすく伝えているかなどを分析。AIと人の手による採点比率は7:3。診断テストで強みと弱みをあぶり出しその後、6か月のトレーニングが始まる。受講者は経営者やマネージャークラスが多い。声の出し方や間の取り方など基礎を学ぶ。講師は元日本語教師やキャリアアドバイザーなど話し方のプロたち。目線やジェスチャーなど話を伝えるコツ、言葉選びや原稿の書き方は個別でアドバイスしてもらえる。価格は6か月45万円からと決して安くはないが、受講者は去年から3倍に増え、今ではキャンセル待ち。来月、2拠点目となるカエカ築地校が開校。