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「カスリーン台風」 のテレビ露出情報

今日9月1日は防災の日。今日は関東の台風の特徴と備えについて伝える。昭和22年9月のカスリーン台風では利根川・荒川の堤防が決壊し、死者・行方不明者約1900人、38万棟以上が浸水した。東京・葛飾区では浸水が3mに達したほか、浸水期間は1か月にも及んだ。最近では2019年の東日本台風(台風19号)で関東・東北で川の氾濫や土砂災害が発生して約100人が亡くなった。世田谷区など都内でも浸水被害があった。関東地方整備局では国が管理する1都9県の河川などに設置された約1700台のカメラからの映像が送られ川の水位などをリアルタイムで監視している。大山修センター長が注目するのは関東の川の向きで、関東平野を取り囲むように西と北を山地が走り、山地から太平洋に川がいくつも流れている。集まった水は大河川に流れ込み南側の海に注ぐ。この川の流れの向きと台風の周辺を取り巻く雨雲の向きが揃うと、上流から下流まで広く雨が降り続くことになり水位が一気に上昇して氾濫の危険性が高まる。下流部には低地が広がり、ひとたび川が氾濫すると広範囲に浸水のおそれがあり長期化の懸念もある。

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