カトマンズ盆地には仏教の聖地となる「ボダナート」がある。塔に描かれているのは「ブッタの知恵の目」と呼ばれ全てを見通していると伝わる。塔の周りのまわり、マニ車を1回まわすと1回お教を唱えるのと同じ高徳があるとされる。その他仏教で最も丁寧な拝礼「五体投地」を行う人もいた。そんなネパールでは2015年に大地震が遅いボダナートや他の世界遺産も被災した。それから9年琴は蘇っていた。バクタプルでは寺院が土台だけしか残っていない状態のものも存在していたが2024年には蘇っていた。カトマンズでも建物が倒壊していたが美しく再建されている。
カトマンズ盆地が栄えた理由は立地にある。ネパールはチベットとインドに挟まれており古くから交通の要所となっていた。ヒマラヤの岩塩はチベットの商人が運び、インドから香辛料が入ってきていた。物が豊かになり人などが集まる。世界遺産のカスタマンダップ寺院は元々商人のための無料宿泊施設として利用されていた。その後も発展し15世紀以降盆地には3つの王国も生まれ、それぞれ応急や寺院を作り始めた。