2020年1月、アメリカ・トランプ大統領が署名したUSMCAはアメリカ・カナダ・メキシコの貿易協定で自動車関税ゼロの条件などが盛り込まれている。先月、トランプ大統領は態度を一変させ、「カナダ製とメキシコ製の自動車は必要ない」と脱退を示唆した。USMCAは参加国が7月1日までに更新に合意すれば、2042年まで延長されるが、合意できなければ2036年で失効する。ブルームバーグによると関係者は「トランプ氏はUSMCAから脱退すべきでない理由を側近らに尋ねているが脱退の意思を明確にするまでには至っていない」と話しているという。メキシコ・シェインバウム大統領は「私たちは報道を信じていない。電話会談でもこの件を一切言及していない。この協定は双方にとってとても重要」と発言。アメリカが脱退すれば日本の自動車メーカーも影響を受ける。日本の自動車メーカーはアメリカ向けにカナダやメキシコに生産拠点を構えている。カナダからアメリカに輸出される自動車の半分が日系メーカーで輸出額は約3兆3100億円、メキシコからアメリカへの輸出も日系メーカーが25%を占めている(輸出額約2兆8400億円)。
