日経平均株価はきのう大きく値下がりしたが、きょうは一時2900円以上上昇した。埼玉県にあるタクシー会社は、コロナ禍の株価乱高下による倒産の危機を乗り越え、リスタートを切っている。副業として生キクラゲを育て、年間1000万円以上を売り上げている。コロナ禍で手放した車両を入れていた車庫で、プレハブをつくり、菌床としている。自社での販売のほか、地元スーパーや小中学校の給食などに卸している。収穫したキクラゲは、熱湯で1分ほど湯がけば食べられるという。コロナ禍で、売上は8割減ったという。女性ドライバーからの提案で、キクラゲを育てることに。キクラゲの国内生産量は約3000トンで、8割が輸入に頼っている。国産の生キクラゲがほとんどないことに加え、栄養素が豊富でヘルシーであることからキクラゲを育てることにしたという。ごま油と塩につけて食べるのがおすすめだという。今期の売上は2000万円を見込んでいて、今後は、乾燥キクラゲなどの車内販売や空き家を活用した栽培を広げて、売上を上げていきたいという。