ビルビーは一晩中、土を掘り食べ物を探す。1匹が掘りかえす土の量は年間20トンだという。ビルビーの掘った使われていない巣穴をヘビ型ロボットで調査。ヘビ型ロボットでも行けない道があったので周りをスタッフが掘っていった。ビルビーの寝室と思われるスペースを発見した。こうした複雑な巣穴をビルビーは2週間に1つのペースで作っていく。入口に仕掛けたカメラを確認すると、小鳥が穴に入っていき、ハリモグラや大きなトカゲも巣穴を出入りしていた。その理由は、強烈な日差し。昼間地表は42度。巣穴の中は17度だった。巣穴は生き物たちの地下シェルターになっていた。巣穴を訪れる生き物は45種にものぼった。ビルビーはニオイや音で危険を察知。オオトカゲが入った穴には戻らない。