坂井さんにとってブレイクスルーとは、ゲルの原理原則を理解するサイエンスも凄く大事だと思っていて、一方でそれを実用化する用途・応用の両方が大事だと思っているという。真山さんは、小説家デビューしたときに「スピルバーグになりなさい」と言われたという。「普段だれも見ない映画をスピルバーグが作ったら見るだと」ということで、「何をやりたいかを後に置きなさい。エンタメとして勝負して面白くなければあなたの言いたいことは誰も読まない」と言われたという。ここまで来てるならあとは知られるだけなので、切り札をもってどこかで突破口を見つけたほうが研究の成果が上がるのではと思ったという。