ナフサショック対策で企業が独自の対応を進めることに政府関係者は神経をとがらせているという。政府関係者は「総理も国内世論は気にしている生活に密接に関わる課題で対応が一歩遅れれば支持率に影響する」と話す。渡邉記者は「白黒にする映像的なインパクトでカルビーの件は非常に大きかった。情報の流れ方みたいなところを政府がかなり気を付けて繊細に見ているというのはある種予防的な行動で足りているけど予防的な行動をとることと本当に足りなくて白黒になるのは違う。そこが間違ったメッセージとして伝わらないようにしないといけない。そこはすごく感じた」。政府側は冷静な対応を求めている。後閑記者は「(経済界からは政府は)賭けに出ているよねという言葉が飛び交っている。政府としてはある程度のところで収束するんだろうという楽観的な理想的なプランに基づいて動いているという見方に(経済界は)どうしてもなってしまう。そこの落差があったときの経済へのインパクトをどう考えているんだろうというのが経済界からの見え方だと思います」。田中氏は政府と経済界の意見の隔たりについて「どちらも間違ったことは言っていないが言葉の使い方などに隔たりがあってミスコミュニケーションが起こっている」などと話した。
