国連の安保理では21日、今年いっぱいで任期を終えるグテーレス事務総長の後任を選ぶため候補者を絞り込む2回目の投票が非公開で行われた。15の理事国は先月行われた1回目の投票より1人増えた8人の候補者に対して、それぞれ「支持する」「支持しない」「意見なし」で投票した。ガイアナ・ロドリゲスバーケット国連大使は最多8か国の支持を集めたが、安保理からの最終的な推薦を受けるのに必要な9か国以上の支持を得られるのには至らなかった。またいずれの候補も複数の国が「支持しない」としていて、混戦の様相を呈している。こうした投票は今後複数回行われる見通しだが、関係者の間では“振り出しに戻った”という見方も出ていて、新たな候補者を擁立する動きも含めて各国の駆け引きが活発化することになりそうである。
