かつては市民に高血圧患者が多かった宮城県登米市。地域に農家が多く塩辛い料理が好まれていたことなど要因。健康診断に「ナトカリ比」の検査を取り入れたところ、患者数が減少。塩分の摂取具合や高血圧のリスクなどがわかる。理想値は2、目標値は4。2019年の平均は男性で5.19、女性で4.86。数値の見える化で成果がわかり、市民らに食生活の改善を促すことに成功。
血圧にも大きく影響する「ナトカリ比」。高血圧の予防・改善には減塩が大切で、ナトリウム(調味料など)よりもカリウム(野菜など)を多く摂取すると良い。
血圧にも大きく影響する「ナトカリ比」。高血圧の予防・改善には減塩が大切で、ナトリウム(調味料など)よりもカリウム(野菜など)を多く摂取すると良い。