10位は男子バスケットボールW杯。1次ラウンドを終えて日本はアジア勢トップ。残り2戦全勝でパリ五輪出場が確定。負けられない順位決定戦。格上ベネズエラを相手にペースを掴めず。最大15点のリードを許す。絶体絶命のピンチを救ったのはチーム最年長の比江島慎。3ポイントが反撃の狼煙だった。ゾーンに入った比江島は次々とシュートを決め一気に点差を縮める。そして残り2分。1点差に詰め寄ると逆転を決めて会場は大盛り上がり。比江島は第4クォーターだけで17得点の大活躍。ベテランが諦めない姿勢を見せ大逆転勝利。「チームを救うためにトム・ホーバスヘッドコーチは僕をメンバーに残してくれた。パリ五輪出場を自力で掴めるチャンスが目の前にある。なんとしても掴み取ってファンの皆さんと喜びを分かち合いたい」と語った。次戦のカーボベルデに勝利で48年ぶりとなる自力での五輪出場権を手にする。カーボベルデはアフリカの北西部に浮かんでいる島国。人口は57万1966人。面積は滋賀県くらい。人口は東京・八王子市くらい。W杯史上最も人口が少ない出場国。今大会は1勝3敗。世界ランクは日本36位、カーボベルデ64位。注目選手は2m21cmウォルター・タバレス選手。カーボベルデ初のNBA入りした経験を持つ。