夏休みの家族連れなどでにぎわう箱根の彫刻の森美術館で、開館55周年を祝う催しが始まった。きょう行われた記念式典では、映画「赤羽骨子のボディガード」でヒロインを演じる女優・出口夏希さんもテープカットに参加し、来月1日の会館記念日に向けた「55周年ウィーク」の開幕を祝った。彫刻の森美術館では、55周年を機に全面改装した「森の足湯」がオープンするほか、日本の木彫り彫刻の大家・舟越桂さんの企画展やガチャピン、ムックの一日館長などさまざまな催しを準備している。1969年に開館して以来、彫刻の森美術館には延べ3700万人を超える来場者があり、近年では欧米を中心とした海外旅行者も増えているという。