キデイランドにパンダの「ガドゥ」を売り込みするムッシュー・タンさんに密着。ムッシューさんに同行するのは代理人＆通訳のダルトアさんとキャラクタービジネスをしてきた梶田泰司さん。実は梶田さんは「ふなっしー」をキデイランドに売り込み大ヒットさせたプロデューサーのひとり。キデイランドへの売り込みは国内外から年間350件以上あり採用率は10％未満となっている。ムｓッシューさんは幼少期からマンが好きで母が病弱で入院も多く病室でマンガを描いて遊ぶことが多く、それを母に見せると辛そうなママがその時だけ笑顔に戻り、僕のマンガは笑顔にする魔法があると信じプロの道へ。独学で書き続け「毒舌アデル」が大ヒット。「ガドゥ」はパリ育ちの男の子で世界中へ自分探しの冒険に出かけていて口はないが心でしゃべれて世界中の人たちと通じ合えるキャラクター。
交渉を続けて6カ月、試作品も完成して最終面談委挑む。交渉担当は統括マネージャーの小谷さん。小谷さんは数々のキャラクターをヒットさせてきた入社23年目の売り場責任者で1人の判断で採用の可否が決まる重要人物。試作品チェックとコンセプトの確認。コンセプトはムッシューさんが5歳の時に病気の母からもらったぬいぐるみでムッシューさんが寂しくないようにとくれその経験が誕生のきっかけと話す。そして開始から約1時間、面談は終了した。1か月半後キデイランドの店舗に「ガドゥ」のグッズが並んでいた。採用理由について小谷さんは幅広い客層にウケるキャラクターで売り易いなど話した。そんな「ガドゥ」についてクリスマスシーズンの1カ月限定販売だったが好評から原宿店で再販売が決定したと紹介した。