ゲストは日本サッカー協会新会長の宮本恒靖。47歳での就任は戦後最年少。現役時代はワールドカップに出場するなどセンターバックとして活躍。U-20、U-23ではチームのキャプテンも経験。幼い頃から学級委員などを務めていたそうで、ともにプレーした元日本代表・稲本潤一は、当時二十歳の宮本がブラックコーヒーをベテラン選手らと飲んでいた様子に衝撃を受けたんだそう。こうしたコミュニケーション術が試合にも影響したんだそう。04年アジアカップの決勝PK戦では、芝生に違和感を感じて自ら英語で直談判。
日本サッカー協会新会長の宮本恒靖。02年日韓W杯に出場した経験から「サッカーが大きな存在になって欲しい」と思うようになり、意思決定を下す存在になりたいという思いはこの頃からあったそう。現役引退後はスポーツリーダーを育成する大学院「FIFAマスター」に進学。ザルツブルク所属時代に経営者の視点に触れ、ビジネスに関心を持つようになったそう。元代表選手として入学したのは宮本が初。卒業後はボスニア・ヘルツェゴビナにアカデミーを設立。サッカーを通じて民族間の問題を解決しようと始まった取り組みだという。