今日の試合前、盛り上がっていたのが、アウェー越谷アルファーズのブースターたち。ネギが応援グッズになっている。3年前のホーム会場の試合の写真を紹介。4500人ほどの収容人数に対し、平均観客数は631人。コロナ禍で客足が落ち込み、赤字経営が続いていた。越谷にチームを根付かせたいと当時考えたのが、クラブの上原和人さん。目に止まったのが越谷のゆるキャラ「ガーヤちゃん」。越谷のネギは皇室に献上される名産品。そのネギにクラブの知名度アップを託すことにした。完成したのが、ネギの応援グッズ。スタッフ自らネギグッズを町に繰り出し、クラブをアピールした。ブースター歴4年の山口洋介さんは、アウェーの試合を観戦しているとき、ネギの力を思い知った出来事があった。会場が暗転したときに光るネギで、アウェーの会場にネギ畑ができたという。ネギグッズが越谷に広がると同時に観客動員も急上昇。昨シーズンの平均観客数は2267人。3年で3倍以上になった。ネギが生み出す応援の力は選手も実感していた。