いまメイクをする小学生が増えていて、化粧品メーカーや出版社など企業が注目している。3万8000人以上が来場した「ちゃお✕りぼん ガールズコミックフェス2024」、その一角でメイクをする子どもたち。今年から初めて人気コスメの体験ブースが設置され、スタッフのサポートのもと自由にメイクを楽しんでいた。小学4年生のかれんさんは動画サイトでコスメに興味を持ち、今では一人でメイクができるようになったという。自宅には母より多いコスメの数々。娘がメイクをすることにかれんさんの母は「小学生からメイクは早いんじゃないかと思っていたが(コスメを)集め出したらすごくキラキラしている。欲しかったものが手に入ったとか自己肯定感も上がっていく」と話していた。小学生のメイクには様々な意見があり、肌への影響などを不安視する声も。化粧品メーカーでは石鹸で落とせる着色料を減らしたリップ&チーク、水につけるとはがせるマニキュアなど子どもが安心して使えるよう工夫している。粧美堂・桑山俊一さんは子供のメイクで気をつけることとして「目の周りの粘膜などには十分気をつけていただき、保護者監督の下で一緒に化粧をしていただくことを推奨している」と話した。