レアールつくの商店街は鶴見駅から徒歩8分の場所にある昭和レトロな雰囲気が残る商店街。買い物代を支払う代わりに家を見せてもらう企画で出会ったのはスーパーで半額のめざしを買った内木(ないき)さん(79歳・男性)。買い物代1,296円を支払って家までついて行った。森永製菓のお菓子を運ぶ運送会社で39年働いたという。自宅は築40年の3LDK。2,600万円で購入。玄関には誰かにもらった同姓のアイドルタオルがあった。リビングにはゴキブリのおもちゃがあった。孫を驚かせたいという。孫は5人。55歳の時に離婚し、25年間1人暮らし。几帳面な性格でリモコンや調味料は綺麗に並んでいた。階段には落ちた髪の毛を貼り付けて掃除するための商品ラベルが並べてあった。自分の几帳面でネガティブな性格にうんざりしてしまう時があるという。家計簿をきっちりつけ、お札はキレイな順に並べている。ガサツな人が羨ましいと語る内木さんのため、トイレに行っている間に部屋を散らかしてみると、黙々と直していった。几帳面でもハッピーに過ごせるよう自分に言い聞かせているという。レアールつくの商店街で内木さんの家について行ったら…悩みつつも今の自分のまま生きていく決心が聞けました。
住所: 神奈川県横浜市鶴見区佃野町25-3