今回の会食場所は「鮨 四心」。会食相手はキタムラ・代表取締役兼社長執行役員の柳沢啓さん。カメラのキタムラは全国約600店舗を展開し、「思い出を未来に残すこと」を目標に写真プリントをはじめ、カメラや写真に関する幅広いサービスを提供。今年で創業90周年を迎える。柳沢啓さんはフィルムカメラ・デジタルカメラ・スマートフォンと、この10年で大きな変化があり、キタムラもビジネスモデルを大きく変えなければならないところが多かったと話した。デジタルカメラになり、1回品質が下がった。そのため、まだフィルムカメラは残ると思っていたが、技術が進化し、2~3年でフィルムカメラの品質を抜かしたという。それによって、写真プリントに来る人も減った。フィルムカメラには味があり、自分らしさを出すことができる。そのため、フィルムカメラがいいという人もたくさんいる。写真は思い出を残すために撮る。“思い出迷子”を減らすことが写真・映像の未来に必要な要件だと話した。お客様が皆と思い出をシェアできる環境をつくっていきたいという。