ロシア・ハバロフスクにある公立の学校。日本の小学校から高校にあたる学年の生徒たちが学ぶ学校となっている。去年ある課外活動のクラブが発足。北朝鮮建国の父とされる金日成主席が唱えた北朝鮮の指導理念「チュチェ思想」について学んでいた。クラブには生徒25人が所属。北朝鮮の歴史や文化、軍事などについても学んでいる。北朝鮮から送られた「不敗の朝ロ親善」という書。両国の絆は永遠だという意味が込められている。クラブではウクライナ侵攻についても取り上げられている。このクラブを立ち上げた歴史教師のウラジスラフ・クシニレンコさん。北朝鮮との強固な関係がより重要になっていることを伝えたいとした。クラブの立ち上げでは北朝鮮政府の協力も得ている。北朝鮮の外交官をゲストに招いたこともあった。去年は18人の生徒が実際に北朝鮮を訪ね、交流も行った。