北朝鮮のミサイル技術を調査してきたジェフリー・ルイス教授。分析を続けてきたのは国営メディア。2017年の前の年のニュースに注目していた。機械工場と報じた施設だがルイスさんの目には全く別のものが見えていた。総書記の隣に立つ男性は発射や視察などに同行する姿が捉えられてきた人物だった。テーブルの上にあるミサイルの重要部品も見逃さなかった。インペラーという部品で、製造していた推察したのが機械工場に並ぶCNC工作機械で複雑な加工を高い性能で行うことが可能。国連はミサイル開発に使われるとして北朝鮮への輸出を禁止している。インペラーを製造できる可能性がある機械を発見。それはヨーロッパの工作機械と似ていたが、ヨーロッパの企業は当社の製品ではないと否定。その一方で台湾企業の製品と似ていると言及し、ほぼ一致するものがあった。企業を訪ねるも別の倉庫となっていた。確認すると2011年に廃業していたことが分かった。しかし調査をすると元代表が今、中国で工作機械の製造を手掛ける別企業の社長を務めていることが分かった。