アゼルバイジャンのシャキはもともとシルクロードの重要な中継地で、その後も東西交易の要衝として発展していった。この地には古くから多くの品々が集まった。キャラバンと呼ばれる商人の一行が様々な交易品を運んだ。その旅の途中、商人たちが立ち寄ったのがキャラバンサライと呼ばれる宿だった。シャキの歴史地区に残るキャラバンサライの扉には2種類の金属がついていて、その音で性別が分かるようになっていた。イスラムの慣習で男性は男性が、女性は女性が対応していた。中庭の1階部分には商店や工房が並び、商人たちが工房を売り買いしていた。2階が宿だった。現在もホテルとして使われている。このキャラバンサライは中にいる人や交易品を守る要塞の役目も果たしていた。そんな歴史的な建物の中で行われたのが「VIVANT」の撮影だった。
