ロシアが一方的に併合宣言したウクライナ南部ヘルソン州オレシュキは戦闘の前線に位置していて、食料などの供給が停止され飢餓・寒さによる死者が報告されるなど人道状況が急速に悪化している。アメリカは23日、そのオレシュキに限定してロシアとウクライナが停戦合意したと発表した。ウクライナのゼレンスキー大統領は24日のビデオ演説で“現地へのアクセスが回復することで食料などの搬入が可能になり、人々が戦闘地域から避難できるようになることを望んでいる”と述べ人道状況の改善につながることに期待を示した。ウクライナ軍参謀本部は“人道支援活動を行うため現地時間27日午前3時から停戦開始”するとしている。またロシア側も“27日の同じ時間から停戦開始”すると発表していて、厳しい冬を前に停戦によって現地の状況悪化を食い止められるかが焦点となっている。
