卓球女子で日本が悲願の金メダルに向け、団体戦で躍動する中、注目を浴びていたのがルクセンブルク代表の61歳、シャー リエン・ニー。今回で6回目のオリンピック出場となる大ベテラン。シングルス1回戦では4対2で31歳の選手に勝利。2回戦に進んだ。この勝利で彼女の名は五輪史上最年長で勝利した選手としてギネス世界記録に刻まれた。本人は「年齢は覚えていない。16歳に戻った気持ちでいる」などとコメントしている。2回戦で孫穎莎に敗れたが笑顔を見せていた。試合後はコーチで夫のトミー・ダニエルソンのもとへ。ポジティブな姿で世界を魅了した。